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2009.08.31 Mon

３９鞍目　アグル　（B馬場３）

☆　３９鞍目　☆

アグルVS私の巻



アグルだよ。


B馬場２回目のレッスンは８名。
とにかくB馬場の先輩の足をひっぱないようにしなきゃ、それだけが不安でした。

選定画面を見に行くと　
『あり　→　アグル　」

お昼休みあけなので、馬装あり。
厩舎にお迎えにいくと芦毛の馬がいる。

扉の真ん前にいるのでそのまま無口つけるのもどうかなぁと判断。
ご飯の入れ物をたたいて移動してもらおかなとトントンとたたき、アグルを呼ぶ。
けど、動かない。

んー。
あ、キューブ状の干し草ご飯が少し残ってるじゃないかぁ。
アグルまだあるよ～と見せたら即座に移動してくれた。

ははは、これが自分の首閉めたというか・・・

アグルは今度はご飯に夢中になってしまい、（でも４～５個しか残ってなかったんだけどなぁ）無口なんてし～らないとよそ見。さっきまで、馬装が苦手な人のために馬を出していたインストラクターさんも気づけば誰もいない。

私とアグルだけ・・・

アグルの耳を見てると、無口近づけるとペターっと伏せる。
やばっと、声かけたり『ホーホー』って言うとピンって立つ耳。
立ったり寝たり、アグル忙しいねぇ。

もし、誰かインストラクターさんが通ったら、お願いしようとまわりみたけど誰もいない・・・
さびし～っ。

負けずキライな私はあきらめたくないから、アグルの様子見ながら結構ねばった。うーん、ねばった。
ねばったかいあって無事無口つきましたぁ
はぁ、よかった。

厩舎からはスムーズに出てくれ、洗い場まで。

厩舎に『他の馬に近づけないでね』って書いてあったけど・・・
え？どゆこと？
他の馬だらけなんですけど。
アグルって凶暴なの？？？

？いっぱいになったけど、時間もないし、それ馬装だぁ。
鞍オッケー、あぶみおっけー。
頭絡つけまーす。

んん？
どこかで　『むひひ　むひひ』と小さく聞こえるよ。
んん？誰？

まわり見回してもそれらしき馬はいない。

よし、頭絡を　
『むひ　むひ　ひひ～』

うわっ、アグルが言ってる。
おまけに、頑として口あけない。
親指つっこんでもあけない。

『ひひ　ひひ～』

はわわ。
やめとこ。

本格的に


『　ひひ～ん　』


んてなったら・・・

どうなるんだろう？？？

んー諦めたくないけど、アグルが嫌なら仕方ない。

ちょうど選定所から出て来たインストラクターさんと目が合ってお願いにいきました。

『はは～アグル～っ』とインストラクターさん。

彼がハミを口元に持ってったら素直に噛むアグル。
このーーーーっ。

なにはともあれ無事馬装終了。


馬場へいくと、レッスン担当のI先生が迎えてくれました。
そこでも
『アグル～』
と親しみをこめてなのか、お前かぁな意味なのかわからないけど先生に言われ、私はどぎまき。
アグルっていったいどんな子なんだ？

レッスン中、アグルの特徴を聞くと、
『メスの馬が前にいると追っかける元気なおじちゃん。そして寂しがりやだったりもする』だそうです。

はぁ～。
拍車もとっていいと言われ、扶助は前の方で、どっちかっていうとももでぎゅっとはさんでくださいとのこと。
ももでぎゅっと？？？
なかなか難しいけどやってみる。
うわぁ、筋肉痛になりそうだぁ。

レッスンは止まるでも、暴走するでもなくちゃんと動いてくれました。
たまにエンジンかかるの遅かったりしたけどね。


『他の馬に近づけないで』なんてこと書いてあるからどんなかと思ったわ。


このレッスンでは、軽速歩と正反動の使いわけをしました。
みんなベテランさんで馬場２鞍目の私は真似するので精一杯。
蹄跡の意味が最初わからなかったよぅ。
『長いていせきは軽速歩、短いていせきは正反動。』って言われて？？？
あとでたまたま漢字見てああって思った。


そんなこんななB馬場レッスンでした。
I先生から『アグル　よく動かせてましたよ』と最後に声をかけていただき終了。

私はこのあと連続だったので、急いで馬装解除して、アグルを厩舎へ。

アグル～っ。『むひひ　ひひ～』　はなんだったの？